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双子日記 (5がつ18にち はれ) Nパ−ト きょうは、ぼくといもうとのカガリの、6かいめのたんじょうびです。 ようちえんからかえると、お母さんがおいしいごちそうとケ−キを 作ってくれました。カガリはケ−キを作るのをお手伝いしようとして、 生クリ−ムを頭からかぶってしまいました。 ばかだけど、半べそかきながらそれでもお手伝いしようとする姿は やっぱりかわいいです。さすがぼくのだいじないもうとです。 おとなりのアスランは、ぼくにはトリのオモチャ、カガリにはビ−ズの ゆびわをくれました。 まだ5さいのくせに、ナマイキだとおもいます。 でも、このまえカガリが泣いてるのに気がつかないアスランにアタにきたぼくは、 アスランの持っていたセイバ−のプラモデルをバラバラにしてやったのですが それでも、きょうちゃんとプレゼントをくれたので、ゆるしてやることにしました。 ゆびわをもらったカガリはとっても喜んで、 「アスランのおよめさんになる!」なんて言ってるけど ぼくは許しません。かわいいいもうとはぼくがまもってあげなくちゃ! ケ−キは生クリ−ムが少なくなつちゃったけど、とてもたのしいたんじょうびでした。 (なげえよ、N・・・だがここからが大事なんだな、うん。) 双子、愛の日記編 おかやパ−ト カガリの指輪を見て、ラクスが 「そのビ−ズ綺麗!わたくしも欲しいですわ」 と言うので優しいカガリは 「じゃあ、半分こにしよう」 とバラバラにしてしまいました。 さすがに僕はアスランが哀れになり指輪を治してやりました。 「残念ですわ」 とラクスが言うのでアスランに頼めばもらえるヨと教えてあげました。 僕はいもうと思いのうえ、じぇんとるまんです。 双子日記 さくら1くみ キラ・ヤマト Nパ−ト よる、近所にすんでるミリィが、ぼくたちにプレゼントを持ってきて くれました。そのとき、カガリのビ−ズのゆびわを見て、 やっぱり「キレイね しようとしたので、ぼくは慌ててとめました。ミリィには、「ディアッカに言えば、きっと よろこんで作ってくれるよ じぇんとるまんです。 ミリィはよろこんで、ディアッカのおうちにむかいました。 ・・・でもね・・・ こんなによるおそくに行って、ミリィ、だいじょうぶかなぁ? え?ナニがって?それはモチロン暗くて迷子にならないかだよ? だってぼくら、まだまだ6歳だもん! ナニをキタイしたの?おね-さん? (甘いわね、Nと思いつつ返したおかや) 双子日記番外編 白バラ1くみ ディアッカ・エルスマン おかやパ−ト 夜、ミリィがたずねて来た。アスランがカガリにやった指輪をミリィが気に入り キラが俺に言えば作ってくれるとアドバイスしたらしい。 グレイト、キラ!今夜、親父は出張だとなぜわかった!? さすがは最強の夜のコ−ディネ−タ−だと俺は思った。 ・・・で、俺がミリィを抱き抱きしながら指輪を作ったのは言うまでもない (すかさず黒ディアが降臨したNからの返信) 双子日記追加編 さくら1くみ キラ・ヤマト Nパ−ト きょうは、ミリィのお父さんとお母さんが、遠くの親戚のおうちへお出かけなので ミリィはうちにお泊りします。カガリは大はしゃぎで、夕ごはんの後、 ミリィに言いました。 「ミリィ!カガリといっしょにお風呂に入ろ カガリは自分のことをカガリって言う。もう6歳なのに・・・そういうとこも かわいいんだけどね。いつもは、ぼくと入るんだけど・・・まぁ、きょうは 仕方ないか。・・・と思ったら 「ほら、キラも!」 えええぇ!? 「ぼ・・・ぼくは、いいよ」 「なんで?」 きょとんと首をかしげながら、不思議そうに見上げてくる琥珀色の瞳。 ・・・やっぱり可愛いなぁ 「いつも一緒に入ってるのに」 ぷぅ・・・とふくれるカガリ。 「だ・・・だって、きょうはミリィがいるじゃない。カガリはきょうだいだけど、 よその女の子と一緒にお風呂だなんて」 「そうなのか?フツ−は入らないのか?」 「入らないよ」 ましてやミリィとだなんて。・・・ディアッカに殺されちゃうよ・・・ 「ふ-ん・・・でもミリィ、こないだディアッカと入ったんだよな?」 えええぇ!? 「ほら、こないだディアッカのお父さんが研究室にお泊りするっていって、 ディアッカがミリィんちに泊まったとき」 「そ、そうなの?」 おそるおそるミリィに聞くと、 「うん・・・」 頬をポッと染めながら、ミリィがうなずく。 「だって・・・家族は一緒にお風呂、入るもんだって、ディアッカが・・・」 「ディアッカとミリィは家族じゃないじゃない」 「あたしは将来、ディアッカのおよめさんになるんだから、もう家族とおんなじだって・・・」 そう言って、もじもじとうつむくミリィ。 ・・・ディアッカ・・・キミって奴は・・・ ぼくらより、ひとつ年上とはいえ、あらためて敬意をひょうするよ・・・ カガリがすきなのがへなちょこアスランでホントによかった・・・ と、しみじみ思った一日でした。 (これらの長文を携帯メ−ルで送ってくるN、恐るべし) 双子日記番外編 白バラ1くみ ディアッカ・エルスマン おかやパ−ト 今日、お昼休みにミリィがたずねて来た。珍しいことだ。 「どうしたのミリィ!?何かあった?」 いじめられた?いやまさか誰かに告られてお別れ宣言とか? 笑顔とは裏腹に俺の心境は冷や汗ものだった。 6歳をナメちゃいけない。俺のミリィへの愛は真剣だ。 「あ、あのね・・・」 うん?と俺はお花のようなミリィの顔を覗きこんだ。 「あたしはディアッカのお嫁さんになるんだから、いいのよね?」 「何が?」 ミリィはかわいい顔をさらにかわいく赤らめて小さく呟いた。 「お風呂・・・」 阿呆な小話・・・続く!! 6月4日の日記の続き プチデミ日記続編 白ばら1くみ ディアッカ=エルスマン Nちゃんパ−ト 「もちろん、いいに決まってるじゃないか!」 真っ赤になってうつむくミリィに、俺は力強く言った。 「そう・・・そうだよ、ね」 ホッとしたように、ふわっと笑うミリィ・・・か・・・可愛すぎる・・・♪ 「でも、なんで急にそんなこと聞くの?」 ・・・純真なミリィが、俺の言った事を疑うわけもなく。 こりゃ、誰かに余計な入れ知恵されたな・・・ 「あ・・・うん。キラが・・・そんなのおかしいって・・・」 ・・・おまえか、キラ。 「ディアッカの言う事は、ヨコシマな事ばかりだから、信じちゃダメだって」 ・・・キラ・・・コロス! 「ヨコシマって、なぁに?」 そう言って、大っきな瞳で上目遣いに見上げるミリィに、 俺は今にもだきしめたい気持ちを抑えて、微笑んだ。 「ん〜?・・・今度またお泊りした時に、教えてあげるよ♪」 「ホント??」 ぱぁ・・・っと、お花のような笑顔を向けるミリィに、俺は ニッコリと頷いた。 今度は、「家族は一緒のふとんで眠るもの」ってことを 教えてあげなくちゃ。 ・・・そう心に決めながら・・・ プチミリ日記 すみれ1くみ ミリアリア=ハウ Nちゃんパ−ト 今日、帰ったら、お母さんに聞いてみました。 「ヨコシマって、なぁに?」 お母さんは、ずいぶん難しい言葉知ってるのね、なんて言いながら 教えてくれました。 「悪いコトとか、悪いコトをする人の事よ」 ・・・え。 キラは、ディアッカは「ヨコシマ」だって言ったけど。 ディアッカは、悪いコトなんてしないのに・・・ いじめっ子からかばってくれたり、 野良犬を追い払ってくれたり、 一緒に遊んでくれたり、 おままごとで、いつもあたしの「ダンナさん」の役をしてくれたり、 そうすると、必ず、「おはよう」と「いってきます」と「ただいま」と「おやすみ」の チュ−をしてくれたり、 突然ぎゅ-っと抱きしめてくれたり、 あたしが葉っぱで指を切っちゃったら、「消毒♪」って言ってなめてくれたり、 こないだは一緒にお風呂に入って、背中洗いっこしてくれたり・・・ ちっとも、悪いコトなんて、しないのに・・・ ・・・ヘンなキラ・・・。 明日、キラに会ったら、ちゃんと教えてあげなくちゃ。 ディアッカは、こんなにいろんなコトしてくれるのよって・・・ そう心にきめながら、あたしはおふとんの中に入って、 目をとじた・・・ おやすみなさい、 ディアッカ・・・ 双子日記衝撃編 さくら1くみ キラ・ヤマト 懲りずにNちゃんパ−ト 今日、ようちえんで、ぷりぷり怒ったミリィが、ぼくに言った。 「ディアッカは、ヨコシマなんかじゃないもんっ」 そうして、ディアッカがミリィに「してくれる」あ〜んなコトやこ〜んなコトを、 とっても嬉しそうに教えてくれたんだ…。 いじめっ子からかばってくれたり 野良犬を追い払ってくれたり 一緒に遊んでくれたり うん。ここまでは、いいよ。ひとりっ子のミリィには、『たよれるお兄さん』だ。 でも… おままごとで、いつもあたしの「ダンナさん」の役をしてくれたり …おままごとって、フツー何人かでやるから、「お父さん」「お母さん」「子ど もたち」って役柄があるんだけど。…そういえばディアッカって、ぼくらといる 時は絶対おままごとしないよね…。ミリィと二人だけの時だけ、するんだ…。 しかも、「ダンナさん」… そうすると、必ず『おはよう』と『いってきます』と『ただいま』と『おやすみ 』のチューをしてくれたり え!?「チュー」って、ど、どこに!? 突然ぎゅーっと抱きしめてくれたり 「突然」!? …それって、セクハラなんじゃ… あたしが葉っぱで指を切っちゃったら、「消毒♪」って言って、なめてくれたり な…なめ…… こないだは一緒にお風呂に入って、背中洗いっこしてくれたり ……………………。 「ね?全然、ヨコシマなんかじゃないでしょ?」 そう言うミリィの、輝くような笑顔。 …見事だよ…ι ディアッカ… ……と。 感心している場合じゃない!こんな様子のミリィから、またカガリが影響受けち ゃったら、大変だ!!アスランとも同じことを…なんてことを言いだしかねないしっ ミリィに口止めしとかなくちゃ! そう、思ってた矢先。 ふいに、背後から聞こえてきた、やけに感心したような声 「ふーん…。ミリィとディアッカって、そんなコトしてるんだ…」 「カ…カガリ!」 い…今の、全部聞かれてた!? 慌てるぼくの心配をよそに、カガリは… いつもの、ぼくの大好きなお日さまみたいな笑顔で、ぼくを振り返って言った。 「いっつもキラがカガリにしてくれるコトと、おんなじだなっ♪」 ………!!!! …言われてみれば… たしかに…。 …知らなかった…。 ぼくって… ヨコシマで セクハラで えろすまん だったのか……。 その夜は、ショックでちっとも寝付けなかったのは、いうまでもない…。 「タッド・エルスマンの日記」 おかやパ−ト 我が息子には彼女がいる。 何とも花のようにかわいらしいお嬢さんで、さすがエルスマン家の跡取りだと 私はディアッカを誇りに思った。 一日も早くあの白桃のような唇で「お父様」と呼んで欲しいものだ。 ああ、じれったい!何をしているのだディアッカ! 既成事実さえ作ってしまえば…ん?ああ、いかんいかん。 まだ彼女は6歳だったな。あと10年の辛抱か。 <紫の上>のように花が咲くのを愛でるとしよう… そこまで我が息子が待てるかは疑問だが… ・・・ふっ、エルスマン家の家訓は《まず食ってそしてモノにする》だからな… <黒パパ微黒ディア日記> まぎれもなくNちゃんパ−ト 白ばら1組 ディアッカ・エルスマン 最近、親父の出張や夜勤がなくて残念だ。 …またミリィの家に泊まって、今度こそ「家族はひとつの布団で眠るもの」 って教えてあげたいのに…チッ。 そんなある日、仕事から帰ってきた親父が子犬を拾ってきた。 ベージュの毛並みに緑がかった眼…名前は「バスター」にしようと、 すぐに決めた。何故かって?なんかカッコい〜じゃん♪ バスターの世話をした後、コホン、とひとつ咳払いをして親父が言った。 「ディアッカ。…明日、友達を子犬を見に来ないかと誘ってみてはどうかな?」 え〜、めんどくせぇよ… 「…例えば、ミリアリアちゃんとか」 ……へ? 「明日は私は、帰りが遅くなるから。…女の子は、子犬とか好きだろう? それを口実に誘い出せば…ああ、いや、そうじゃなく。 …二人でしっかりバスターの世話をしてあげなさい」 そう言って、意味ありげにニンマリと微笑む親父… グゥ〜レイトォ!! ナイスだパピィ♪さすが俺の親父だぜ! …と、既に明日のミリィとの、らぶらぶはっぴぃな夕べに思いをはせていた俺に、 またもやコホン、と咳払いをして親父が言った。 「あ〜〜、ところでディアッカ?」 「ん?」 「お前は、日本の古典文学『源氏物語』を読んだことがあるかね?」 「いんや?」 …7歳の子どもが、そんなん読んでるかよ。 すると親父は両手を肩の位置まであげて、やれやれというように 大袈裟に首を振りながら、 「エルスマン家の跡取りともあろう者が…嘆かわしい。 すぐさま読みなさい。特に『若紫』の段は、《エルスマン家の家訓》とともに、 必ずやお前の良きバイブルとなるだろう…」 …親父…。眼が、すんげぇ真剣なんですけど。 その後。 親父の勧めるように、俺が『若紫』を熟読したのは、いうまでもなく。 …ついでに日本文化に興味を持ち、日舞を習い始めたのだった。 ビバ!!不思議の国・ニッポン!光源氏は俺の心の師匠だぜ! 『紫の上』計画、順調に進行中…! 「踊るアスカガ日記」 おかやパ−ト 「あれ、やりたいぞ、キラ!」 賑やかな七夕のパレ‐ドを見てカガリは指さしながら聞いてきた。 僕はその方向を見て言葉につまってしまった。 花笠音頭… 「なっ、キラ一緒にやろ♪」 僕の腕を無邪気に引くカガリは妹という贔屓目を抜きにして可愛い! 織姫にみたてて作ってもらった浴衣と髪飾りがまたまた何とも似合ってるんだなぁ。 さすが僕の妹!金色に輝く髪は星のかけら。飴色に光る瞳は月の雫サ! だが、ここで折れてはいけない! 「カガリ、今日はアスランと久しぶりに会えるんだよ。せっかくそんなに 可愛いのに、今踊ったら浴衣くずれちゃう。 僕も皆にこんなに可愛いカガリを見て欲しいなぁ・・・」 嘘じゃない。この後、僕等はアスランやラクス、それからディアッカとミリィと 待ち合わせなんだ。 さすがにカガリもそれは同じみたい。 「ん〜、じゃ後でにする」 僕は内心ホッとした。こんな可愛いカガリをそうそう他人に見せるもんか、と。 アスランは、まぁ仕方ないから今日は半径50センチ位許してあげようと 思ってるけど。 カガリも皆が来たら、踊りなんて忘れるだろうし・・・ けれど僕はカガリの趣味が体を鍛える事だと忘れていた。 …結局この後、僕等は全員、花笠音頭を踊るハメとなったのだった… あれは7月上旬。お仕事に疲れたNちゃんを励まそうと 双子日記を送ったおかや。(勿論そこにある期待が混じっていたのは いうまでもない)だが、それに感動してNちゃん早速倍返し!! ふ・・・ちょろい。 以下、Nちゃんパ−ト、「ディアミリ、夏祭り編!!」 「あれ、なんだ?キラ!」 「ああ…、お好み焼きじゃない?」 「旨そうだな♪食べてみよう!」 そう言うが早いか、カガリは屋台に向かって駆け出していた。 …やれやれ。 俺はそっとため息をもらす。 踊り終わって空腹になったとはいえ、一応女なんだし 浴衣なんだから少しは気を遣えよ…。 …それに比べて、(俺の)ミリィは、そんなはしたない行動はしない。 清楚に(俺の為に)着付けた浴衣の足元を気にしながら、 時折(俺だけに)はにかんだ笑顔見せてカガリの姿を追っている。 …か、可愛い! ほっそりとした白いうなじ、浴衣用にアップにした髪からこぼれるおくれ毛…。 鼻血が出るほど、グレイトだぜ♪ 「次はあれを食べてみたいぞ♪」 そう言ってカガリが指差したのは、真っ赤なりんご飴。 あんなの、着色料の塊じゃんか… 「じゃあ、買ってみるか?」 …おいおい。アスランまで。…まったく二人ともカガリには甘いよなぁ… 大体、屋台の食べ物なんて不衛生極まりナイ。 俺なら多少高くても、ちゃんとした店で買うね。 「…私も食べてみたいな」 ああ、そうだよね、ミリィ。せっかくの祭なんだから、屋台で買ってこそ、 祭らしさを味わえるってことだよね。 「じゃ、ミリィに買ってあげる」 「…え、でも」 「いいから♪何でも欲しいもの、言って?」 そうさ。着色料だって、ミリィの純白さまで染められる訳じゃない。 …いや、待てよ…? 真っ赤なりんご飴を舐めて、ほんのり赤く染まったミリィの舌… うん。それはそれで結構そそるかも… 俺がそんな事を考えていると。 「ホント…?」 遠慮がちに、でもとても嬉しそうにミリィが言う。…その笑顔が俺の妄想… いや、想像をかきたてるってことに、君は気付いてないんだろう… 「うん。何なりとどーぞ♪」 「…じゃあ、あれも…」 そう言ってミリィが指差したのは、タコ焼きの屋台。…うん。熱々のタコ焼きを 可愛い小さな口でふぅふぅしながら食べるミリィも、なかなかイイな♪ 「あと、あれ…」 …ハッカ飴か、うん。ミリィの可愛い小さな口で(以下略) 「あれも…」 …じゃがバタね、うん。熱々のじゃがバタを(以下略) …そうして、七夕まつりを見終わる頃には、空っぽになった財布とは対象的に、 やけに満ち足りた顔のディアッカの姿が人々に見掛けられたとか…
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