「ディアミリ6歳編」   夏休みの宿題日記・・・おかやパ−ト♪


今日はディアッカが夏休みの宿題を教えに来てくれました。

「ディアッカここ、教えて」

「ん?どこ?」

あたしのどんなつまらない質問にもディアッカは優しい笑顔で答えてくれます。
あたしがわかるまで、丁寧に教えてくれます。

「あ、わかった!」

「すごいねミリィ、もう応用もできるなんて」

「うん!ディアッカが昨日教えてくれたもの」

「ん、じゃご褒美♪」

そうしてディアッカはあたしのおでこやほっぺたにキスしてくれます。
それはあたしが一人で正しい答えを出せる度にもらえる素敵なご褒美。
でも、昨日カガリが来て一緒に宿題やった時はしてもらえなかった・・・


あたしは3つも一人で解けたのに…

頑張ったのに…


明日はカガリだけでなくキラとアスランも一緒に算数の宿題をするのだけど…
明日はしてもらえないのかな…

「どうしたの、ミリィ?」

「ディアッカ、もう少し教えて?」

「いいけど、明日も来るよ?無理しなくていいんだよ、ミリィ」

ディアッカはあたしの頭を撫でながら優しく言ってくれました。
ディアッカだって、夏休みの宿題あるはずなのに・・・
なのに、あたしはすごいワガママです。

「今日、頑張りたいの!」

そうして、この日あたしは全部で7つのご褒美をもらえました。
ディアッカは本当に優しいです。

この事、キラに教えてあげなくちゃ!
まだヨコシマだと思ってるみたいなんだもの。
きっとこれでキラにもわかってもらえるんだから!
ディアッカが全然、ヨコシマなんかじゃないって!


…明日もご褒美もらえますように…

おやすみなさい、ディアッカ♪



「ディアミリ6歳編」   夏休みの宿題(キラ日記)…Nちゃんパ−ト♪

「…できた!」
今日はミリィの家で、皆で夏休みの宿題をやることになってたんだけど。

「ん〜…どれどれ?」
何故か、一つ年上のディアッカもいるんだよね。カガリが言うには、
一昨日も来てたって…。ひょっとして毎日、来てるのかなぁ?

「……はい、正解。よくできたね、ミリィ♪」
そう言って、とろけそうな笑顔でミリィの頭をポンポン、と撫でるディアッカ。
…まぁ、目的はハッキリしすぎてるけどね。

すると、撫でられた頭に手をおきながら、ミリィがちょっと不服そうに言う。
「…なんで、いつものご褒美してくれないの?ディアッカ」

「え。」
ぎくり、と笑顔がひきつるディアッカ。
「ホラ。こことかに…」
そう言って、自分のほっぺを人指し指で指し示すミリィ…
…ははぁ…。
何となく、わかっちゃったよ、僕

「なんだ?ご褒美って?ご馳走か!?ミリィ♪」
琥珀色の瞳をキラキラさせて、カガリが向かいの席から身を乗り出してきた。

「わかった!お菓子だな?問題とけたら、くれるのか♪」

ミリィがほっぺを指差したので、すっかり食べ物だと思い込んでしまった
カガリ。…ああ、もう…。
そんな食いしんぼさんなところも、とっても可愛いけれど、
ミリィが言ってる『ご褒美』っていうのはね、多分…

「…キスなの…」
うわ。言っちゃったよ、ミリィ…

「キス…?ディアッカが?それがご褒美なのか?」

きょとん、と首をかしげるカガリ。
明後日の方向へ視線を泳がせるディアッカ。
ほんのり頬を染めるミリィ。
驚きのあまり固まるアスラン。

あ〜あ、もう…
何となく気まずくなって、僕はさっきミリィのお母さんが運んでくれたジュース
を、口に含んだ。

「…なら、いらないや。キスならいつもキラがしてくれるから♪」

ごほっっ…!!

「そうなの?」

無邪気に聞くミリィに、カガリは得意そうに答える。

「うん!初めて自転車乗れた時とか、逆上がりできた時とか、お母さんのお手伝
いした時とか、ごはん残さずに食べた時とか…って、あれ?よく考えたら毎日だ
な♪キラ」


そう言って、ニコニコと僕に確認するカガリ。
ひゅうっと口笛を吹き、面白そうに僕を見るディアッカ。
感心したような眼差しで僕を見るミリィ。
ますます固まり、石化するアスラン。

だだだだだだって…!

「い、いいでしょ、別に!兄妹なんだしっ」

…それに。

「カガリのほっぺ、やわらかくて気持ちいいんだもん」

しまった。つい、本音が…

「あ〜!それ、わかるわかる♪」

すると、すかさずディアッカが同意してくれた。こんな時は、石化してる親友よ
りもディアッカの方が頼りになる。

「ミリィのほっぺもさ〜、マシュマロみたいでや〜らかくて♪」

「そう、つい触りたくなっちゃうよね」

「おでこもさ〜、すべすべで気持ちいいし」

「うん、髪の毛からはシャンプーの匂いしたりして」

「そうそう。あ、俺と違うシャンプーなんだ…とか思っちゃったりしてな♪」

「僕たちは一緒の使ってるんだけど、なんか違って思えるんだよね」

「あ、それ俺も感じたことある。この前ミリィん家で」

「ああ、お泊りして、一緒にお風呂入ったんだって?」

「なんだ、バレてた?そ〜なんだよ、ミリィの肌ってさ…」


そんなこんなで、すっかり意気投合してしまった僕たちの話は尽きることがなく。
カガリとミリィは飽きて遊び出しちゃったし、アスランは石化したままだし。



____この日の宿題は、ちっとも進まなかった…。


































デミ1の2



トップへ
戻る