「幸せな時間」 その1 


休日の午後。ブランチの後にその時間は訪れる


お互い仕事をしてるので休みの日の起床時間は遅い
ミリィはきちんと起きて朝食の用意をしたいと思ってるようだけど、
疲れているし休日の前だと俺がいつもより余計にミリィを愛しちゃうしで早く起きれない
普段これでも我慢してるんだから仕方ないだろ?
ミリィもいい加減分ったみたいだけど

休日のブランチは俺の担当
ミリィの料理は最高に美味いが休みの日くらいは彼女を家事から解放させたいから
そう言うと最初は申し訳なさそうに、でもウレシそうな顔をするので作りがいがあるってもんだ
ミリィもジッとしてられなくて俺の周りをウロチョロしたり、一緒に作ったりしていつもとは逆のパターンになる

今日のメニューは、トースト・卵スープ・炒めた緑の野菜・旬の野菜は軽く火で炙って添える・ハム数種類・ミリィの手作りジャム・フルーツにコーヒ
ー・紅茶
ミリィは子どもみたいに嬉しそうな顔をしてイスに座っている
「ウフ、いただきます」「いただきます」

食事をしながら色々な事を話す
毎晩話をしているけど尽きる事はない
ミリィが楽しそうに話す姿はとても表情豊かで見ていて飽きない


ゆっくりとしたブランチも終わりここから幸せな時間の始まり

ティーセットを持って別の部屋へ移る
この部屋は午後になると暖かい日差しが入る
俺たちはこの部屋のソファーでまどろんだ時間を過ごす
2人のお気に入りの部屋だ
ミリィは1人の時はここで昼寝などしているようだが2人の時は・・・

「はい、ミリィ」俺はソファーに深く座りポンポンと自分のモモをたたく
「・・・・・・」
「もー毎週の事なんだから慣れなよ」
「・・・・・そんなの無理」
「でもダメ」と彼女の腰に手を伸ばし膝の上に横抱きで座らせる
「もう」と小さく呟きながらも体を寄せてくるミリィを抱きしめる
「ミリィあったかくて気持ちいい・・・」
「ディアッカ・・・」
ミリィも俺の背中に手を廻してきた
同じ気持ちなのだと分る

彼女がこうして抱きしめられるのが大好きだと知っている
ミリィの口からそう言ってくれる事はめったにないんだけど

この部屋でこうして座っている時、2人とも口数は少ない
俺の囁く言葉に頷く程度
でも言葉を重ねるより濃密に感じる

そうしている内にミリィは眠ってしまう
とても幸せそうな顔で
これは俺だけが見れる顔

腕の中で眠る温もりが愛しい
この温もりを守り抜く事が俺の使命
彼女の心に残る男にもそう誓っている

ミリィの甘い香りに包まれ俺も目を瞑りしばしの眠りにつく
夢の中でもミリィといられるように願いながら



2004/12/17







ディアミリジェンヌジョリコ様より、強奪しました。らんらんらん・・・
もう一つ載せたいのあるんですが、また頼んでみよう・・・へへへへへ



























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